サッカー日本代表の料理人

809 :名無しさん@恐縮です :2006/06/25(日) 13:16:13 ID:5LYdmmqQ0

トルシエジーコオシムを料理人に例えると…


前日本代表監督、F・トルシエは、あまり多くのレパートリーはないが、ある一品だけは抜群に

美味しく作ることが出来る。但し、それを作るのにそぐわない材料は、どんなに優れた物でも

使おうとしない。この価値観により憂き目にあったのは、中村俊輔である。


現代表監督のジーコは、食材先にありき。まずは素晴らしい食材を集め、さて何を作ろうかと

考える思考の持ち主である。ただ如何せん、この料理人、食材を集めたはいいが、肝心の料理の

腕前がややおぼつかない。何を作っていいか分からずに、とりあえず全て鍋につっ込んでみて、

どんな味になるのかは天のみぞ知るという程度のレベル。しかも、高級食材であるならば、

腐りかけの物でも重宝してしまうという厄介者。


オシムという名の料理人は、ハンバーグでも舌平目のムニエルでも肉じゃがでも、抜群の出来に

仕上げてしまう。但しこの人、どんな高級食材でも新鮮でなければ決して使おうとしない。鮮度の

落ちたフォアグラと採れたてのタコだったら、間違いなく後者を選ぶという価値観の持ち主だから、

食材の方も何とか鮮度を保とうととにかく必死になる。しかしその価値観は決してぶれることが

ないから、他者からの不平不満は聞こえてこない。

※関連:オシム監督語録

 http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/goroku/index.html